アリゾナ・リトリートの感想
Post date: Dec 27, 2015 4:44:13 AM
以下はアリゾナで行われたリトリートに日本から参加してくださった、竜治さんが送ってくれた感想です。
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2015年11月に、アメリカ・アリゾナで行われたリトリートと、その前のファーストスフィアに参加させていただきました。
いろいろな瞑想や修養法を実践し、それらに一抹の違和感を感じていた私にとって、「努力しない」「特定の対象に集中しない」
「特定の姿勢を維持しない」などのフレーズはなんとも魅力的に感じ、東京でのコースに勇んで参加、その結果として、
今回のリトリートでした。
英語がほとんどできず、しかも初の海外であった私。
実際どうなるのか、皆目見当もつかないまま、流れのままにアリゾナへ飛んだわけですが、
そこに参加された方々は、みな親切でフレンドリー、本当にありがたく、大変に快適でした。
そこらじゅうでユーモアで笑いが起きるし(笑)。
おしきせのルールも堅苦しさもなく、朝何時に起きるのも夜寝るのも自由。
私は、朝4時から5時に目が覚めてしまうので、そこから起き出して瞑想を開始し、夜の食事〜ミーティングまで、
そのほとんどの時間を瞑想に費やすことができました。
もちろん、その期間中にもアティチュードを受け取る機会も用意されていて、
こちらの意思や様子などを見つつ、その機会が作られていきました。
カーリー、バガヴァティという二人の教師たちのいる空間。
そこは、濃密で厳かでありつつも、慈悲に裏打ちされた安心感と明晰さに満ちていました。
どこまでも瞑想の中に浸ることで、心の奥にこびり付くようなストレスや記憶の残骸、自身のこだわりやとらわれが当然のように起きてきます。
個という幻想、一切の幻想…起きることを起きるままに、多彩多様な体験、経験もすでに幻想…。
私には、こういう時間、こういう空間が必要だったのだな…。
ストレスが抜けていくにつれ、その実感も高まっていきます。
最終日、カーリーたちに「あと半年くらいはいたい」と直訴してしまいましたが(笑)、そのくらい、心の奥深くから快適さと安逸が感じられていたということなのでしょう。
自分事ながら、そう思います。
さて、最後になってしまいましたが、まずは、今回の機会を作っていただいたボー&クスム夫妻に、厚く感謝したいと思います。
お二人とのご縁によって、今回の貴重な体験、経験、そして出会いがあります。
イシャヤのアセンション。
ふとした瞬間、何かあってもなくても、瞑目してもしなくてもアティチュードを思い浮かべる。
この、シンプルだけれど叡智に満ちた方法を、大切にしつつ日々を生きます。
ありがとうございました。
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竜治さん、本当にありがとう。